最近、風を切って走れるバイクが再びブームになっていますね~

 

原付二種を教習所で取ると費用は?免許の種類や一発試験との違いは?

 

新型コロナウイルスやガソリン価格の高騰などの影響もあってバイクを利用する人も増えてるみたいでね。

 

また、新しい働き方としてUber eatsや出前館のようにバイクでデリバリーをしている人もよく見かけるようになりましたね。

 

バイクには原付~大型バイクまでさまざまな排気量のバイクがあり、排気量によって免許区分が違います。

 

今回は、通勤や通学、買い物などに最も便利で使い勝手の良い原付二種の免許について紹介したいと思います。

 

是非、最後までご覧ください。

 

 

原付二種とは?

 

原付二種を教習所で取ると費用は?免許の種類や一発試験との違いは?2

 

まずは、原付二種とは何?原付一種との違いも含めて簡単に紹介します。

 

原付二種はバイクの排気量が50㏄以上125㏄以下のエンジンを搭載したバイクのことを指します。(今回は、電動バイクについては省きますね)

 

原付二種のバイクに乗るには「小型限定普通二輪免許」もしくは「AT小型限定普通二輪免許」が必要になります。

 

バイク(原付一種以外)も車の免許と同じで、AT限定免許と普通免許(マニュアル操作)と2種類あります。

 

ATとはオートマチック(スクーターやスーパーカブ)のバイクでクラッチ操作をしないバイクのことです。

 

  • 「小型限定普通二輪免許」は全ての小型バイクに乗れる
  • 「AT小型限定普通二輪免許」はATの小型バイクのみ乗れる

 

原付二種のナンバープレートは排気量50㏄以上90cc以下は黄色、90cc以上125㏄以下はピンクになります。

 

原付一種と二種の違い

原付一種 原付二種
法定速度 時速30km 時速60km
2人乗り 不可
2段階右折 必要 不要
高速道路 不可 不可

 

原付二種は一種と違って法定速度が車と同じ60kmなのでこれは大きなメリットですよね。

 

一種の法定速度が30kmだとスピードで捕まるリスクもありますし、何と言っても遅いので遅刻しちゃいますよね~(笑)

 

わずらわしい2段階右折もしなくていいし、2人乗りも出来ちゃうので最高ですね。

 

ただし、原付二種も自動車専用道路は走れないので注意してくださいね。

 

あと、普通自動車運転免許を持っていれば、原付一種は運転できますが原付二種は運転できないので間違わないでくださいね。

 

 

原付二種の免許を教習所で取ると費用は?

 

それでは、原付二種の「小型限定普通二輪免許」と「AT小型限定普通二輪免許」を公安委員会で公認を受けた教習所で取る場合の費用を調べてみました。

 

試験場で免許を取るいわゆる『一発試験』については後程紹介します。

 

普通自動車運転免許を保有している場合だと学科の教習時間が大幅に短縮されるのでその分費用も安くなりますね。

 

さらにAT限定であれば技能時間も短縮になるので安くて早く取れますね。

 

教習時間は公安委員会で決められているためどこも同じですが、費用は地域や教習所によって多少違います。

 

教習所での教習時間と費用

現有免許 免許の種類 技能教習時間 学科教習時間 費用
免許なし(原付免許、小型特殊免許を含む) 小型限定普通二輪免許 12時間 26時間 15万~20万
AT小型限定普通二輪免許 9時間 26時間 12万~18万
普通自動車運転免許あり 小型限定普通二輪免許 10時間 1時間 8万~12万
AT小型限定普通二輪免許 8時間 1時間 6万~10万

 

教習所を卒業後

 

教習所を卒業後、普通自動車免許を保有していない場合、免許試験場で適性試験と学科試験を受けて合格できれば免許が取得できます。

 

学科試験を受けるためには受験料1,750円が必要です。

 

学科試験が合格すれば、交付手数料の2,050円を納めれば免許証が発行されます。

 

すでに普通自動車免許を保有している場合は、免許試験場での学科試験が免除されるため、交付手数料2,050円を納め、手続きを済ませるだけで小型二輪免許を取得できます。

 

 

原付二種を教習所に通わず一発試験の費用

 

教習所を卒業せず、免許試験場で直接、技能試験と学科試験を受けて免許を取得する方法もあります。

 

いわゆる、「一発試験」です。

 

この時、普通自動車免許を保有していれば学科試験は免除されます。

 

一発試験で免許を取得するメリットは教習所での教習費用を省けることではありますが、実際に一回目の試験だけで合格できる人はほとんどいませんね。

 

一発試験の採点は非常に厳格であり、経験者でも数回挑戦してようやく合格できるといった厳しい世界です。

 

費用は、試験を受けるたびに受験料2,600円と試験車使用料1,450円がかかり、合格して免許証が交付される際には交付手数料2,050円がかかります。

 

また、後日指定された教習所で取得時講習と応急救護講習を受けなければならないため、さらに取得時講習料12,000円と応急救護講習料4,200円がかかります。

 

時間に余裕があって、平日の日中に休みを取れる人じゃないと厳しいですね。

 

 

原付二種の小型二輪普通免許は何歳で取れる?

 

小型二輪普通免許は原付免許と同じ満16歳から取ることができます。

 

ただし、あくまで免許の取得できる年齢が満16歳以上であり、16歳未満でも自動車教習所に入所することは認められています。

 

具体的な基準は教習所によって違うようですが、卒業検定前に満16歳になる場合は入学を認めている教習所や、16歳の誕生日の1〜2ヵ月前に入学を認めている教習所もあります。

 

原付二種を教習所で取ると費用は?免許の種類や一発試験との違いは? まとめ

 

以上、今回は、原付二種の小型二輪普通免許の費用についてまとめてみました。

 

原付一種よりもメリットが沢山ある原付二種は大変魅力のあるバイクのカテゴリーだと思います。

 

任意保険も自動車保険のファミリーバイク特約もあり、家計に優しいバイクですよね。

 

原付免許からステップアップを考えてる人、バイク初心者の人など是非チャレンジしてみてはどうでしょうか。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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