こんにちは。
今回は、ハーレースポーツスターを中古で購入する時に悩むポイントをあげてみたいと思います。
新車を購入するのであれば、車体の状態などはあまり気にする必要はありませんが、中古車の場合は色々と気になる点がありますよね。
ノーマルにするか?カスタムしてあるか?車体の状態は?など中古車だと色々と悩む点があると思いますが、私なりに気づいた点を書いてみたいと思います。
それではどうぞ。
もくじ
インジェクションかキャブレターか
スポーツスターXL883は1957年に登場してから現在に至るまで約60年という長い歴史のあるバイクです。
その間に車体やエンジンの構造変更を行っています。
ざっくりとモデルチェンジされたことをあげてみます。
- 1957年~1986年までのエンジンはミッションとエンジンが一体化された4カム式のショベルヘッド
- 1986年にフルモデルチェンジをし、新型エンジンエボリューションの登場
- 1991年にトランスミッションが4速から5速に変更
- 2004年に第二世代のエボリューションエンジンの登場と、フレームとエンジンの間にラバーマウントを採用
- 2007年にキャブレターからインジェクションに変更
最後のキャブレターからインジェクションに変更されたことはハレーに限らず、バイク業界の大革命ではないでしょうか。
スポーツスターを中古で購入するにあたり、分岐点の一つではないでしょうか。
では、キャブレターとインジェクションのそれぞれの良い点をあげてみます。
キャブレターの良い点
- マフラー交換した時にエンジンのセッティングが自分で出来る(インジェクションはショップでコンピューターで行う)
- ハーレー独特なバラツキのサウンドが楽しめる
- 買取価格が高い(そんな気がする(笑))
インジェクションの良い点
- エンジンが一発でかかる(キャブ車は特に冬場はなかなかかからない)
- 燃費が良い
- 年式が新しい
簡単にあげてみましたが、個人的にはキャブ車の方がハーレー感(笑)が味わえていいかと思います。
更に言えば、2000年以降のスポーツスターは丈夫と言われているのでそれをお勧めします。
実際に私の2004年モデルはほとんど故障はしていませんし、簡単なメンテナンスも自分で出来るので楽しんでいます。
ノーマル車かカスタム車か
これも迷うところですね。
ハーレーに乗っている人の中で、自分好みのカスタムをしている人は多くいると思います。
実際にツーリング先でも沢山のカスタムされたハーレーをよく見かけます。
中古車でもカスタムされた状態で販売されている車両もあり、カスタムする手間と部品代も省けるメリットもありますが、気をつけてなければいけないのは、ノーマルパーツもちゃんと揃っていて、車検を通す事が出来るのかの確認もした方がよいですね。
ハーレーの純正部品は国産車より値段が高いので買い揃えるとなると、かえって高くつく可能性もあります。
それと、年式によっては部品がなかなか手に入らない場合も考えられるので注意が必要です。
私としては、ノーマル車を購入してそのまま乗り続けるか、少しずつ自分好みにカスタムしていく方が楽しめるのではないかと思います。
車体の確認
購入する車体が決まったら、しっかりと現車確認は必ずしましょう。
最低限のチェックポイント
- ブレーキパッドとローター(パッドは10円玉の厚さ以上)
- タイヤの溝と製造年月日(溝があっても製造年月日の古い物は硬くなっている場合があるので注意)
- オイル漏れ(ハーレー はエンジンのオイル漏れをしている車体も多いので注意!馴染み程度なら許容範囲)
まとめ
バイク選びをしている時も楽しい時間ですよね。
自分のスタイルに合ったスポーツスターが見つかると良いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。