こんにちは。
今回は、今年の7月14日にハーレーダビッドソンが発表した新型『スポーツスターS』について書いてみました。
スポーツスターモデルでは初の水冷エンジンということ大変注目されていますね。
空冷モデルとの違いについてもあげてみたいと思います。
それでは、どうぞ。
もくじ
新型スポーツスターSのスペック
- タイプグレード RH1250S
- 全長 2265mm
- 全幅 843mm
- 全高 1089mm
- ホイールベース 1518mm
- 最低地上高 93mm
- シート高 734mm
- 車両重量 228㎏
- エンジン型式 Revolution Max
- シリンダ配列 V型
- 冷却方式 水冷
- 排気量 1252㏄
- 最高出力 90kw
- 最大トルク 127N・n
- 燃料タンク容量 11.8ℓ
- フロントタイヤ 160/70R17
- リアタイヤ 180/70R16
- 販売価格 1858000円
新型スポーツスターSと従来のスポーツスターとの違い
スポーツスターが登場したのは、今から約70年前の1952年です。
アイアンスポーツ、エボリューション、ラバーマウントスポーツなど進化を遂げてきたモデルです。
2004年のキャブレターからインジェクションへの移行から17年経った今回が『スポーツスターS』の登場です。
今回、登場した『スポーツスターS』のエンジンは新型水冷エンジンの『レボリューションマックス1250T』です。
このエンジンは、先駆けて登場しているハーレーでは初の大型アドベンチャーモデルの『パンアメリカン』に搭載されているエンジンと同じです。
水冷エンジン
これまで長い間スポーツスターの伝統とされていた、空冷OHV2バルブV型2気筒は搭載されませんでした。
これには賛否両論あると思いますが、水冷化は時代の流れ的には仕方ないのかもしれませんね。
ちなみに、ハーレーと言えば空冷Vツインのイメージが強いですが、これまで水冷エンジンのハーレーも販売されていました。
2001年~2017年のV-RODと2015年~2020年のストリート750です。
2種類とも現在は生産中止になっていますが、過去にハーレーは水冷モデルを販売していました。
スタイル
今も販売されている『iron 1200』もそうですが、ハーレーと言えばクラシカルなスタイルが定着していましたが、この『スポーツスターS』は現代的なスタイルでどことなく未来型を感じさせるスタイルに仕上がってます。
見た目は、スポーツスターというよりもV-RODに似ていると個人的には思えます。
水冷エンジンなのでフレーム前部にはラジエターが付いてているので従来のスポーツスターのスタイリッシュさはなくなってしまいましたね。
上:スポーツスターS
下:V-ROD
車両重量
従来のスポーツスターが約260kgに対して『スポーツスターS』は228kgなので約30㎏も軽いですね。
これだけ軽いと取り回しも楽ですね。
燃費や加速も良くなるのではないでしょうか。
メーター
従来のスポーツスターのメーターはアナログでしたが、デジタル化され、4種類のライディングモードが選択出来るようになりました。
- ロードモード
- レインモード
- スポーツモード
- カスタムモード(自分の好みに設定が可能)
タイヤ空気圧、エンジン温度、油圧、バッテリー電圧のモニタリングもできるようです。
車みたいな機能が付いて、ハーレーは『クラシカル』のイメージを持っているアナログな人には驚きですね。(笑)
タイヤサイズ
従来のスポーツスターのタイヤサイズはフロント19インチのリアが16インチが主流でしたが、『スポーツスターS』はフロントが17インチに変更されているので見た目の印象がかなりかわりましたね。
タイヤ幅も太くなってぼてっとした感じですね。
ハーレーの新型スポーツスターSのスペックは?2020年以前モデルと比較 まとめ
実際に乗ってみないとわかりませんが、水冷化したことによって走りも今までのスポーツスターのゆったりした感じもキビキビとした走りになるのかもしれませんね。
価格帯も185.8万円からなので、乗り出しは約200万円ぐらいになるのでちょっと高いですかね。
昔のスポーツスターXL883で、名前の語呂に合わせて当時883万円で販売していたのが噓のようですね。
今回登場した新型『スポーツスターS』は今までのスポーツスターとは全くの別物と思った方がいいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。