神奈川県の県西地域で30代夫婦が飼育していたペットのウサギ2匹が、わずか2年足らずで200匹以上に繁殖し、自宅内を“占拠”するほどの多頭飼育崩壊が起きたことが話題になってますね。

 

ウサギの繫殖力が強い理由は?寿命はどれくらい?近親交配は大丈夫?

 

2匹で200匹以上ってすごくないですか~?

 

ちょっと、驚きのニュースですね~

 

と、いうことで今回はウサギについて調査してみます。

 

ウサギの繫殖力は強い?

 

ウサギの寿命は?

 

ウサギは近親交配は大丈夫?

 

などについて紹介していきます。

 

是非、最後までご覧ください。

 

 

ウサギの繫殖力は強い?

 


ウサギは『子孫繁栄』の象徴!

 

『性欲が強い』とは聞いたことがありましたが...

 

ウサギの繫殖力について調査してみました。

 

結果、ウサギは繫殖力が強い動物であることが分かりました。

 

これは、野生ではウサギは天敵に狙われる立場なので、効率的に子孫を増やせるように進化したためと考えられているようです。

 

では、ウサギが繫殖力が強いと言われる理由について紹介していきます。

 

ウサギの繫殖力が強い理由①発情期

 

他の動物が生後半年目以降に発情期を迎える傾向があるのに対して、ウサギの発情時期は生後数ヶ月と比較的早い段階で見られます。

 

種類や個体によっても、発情が始まる年齢の違いはありますが、メスなら生後4~8ヶ月頃、オスであれば生後6~10ヶ月頃です。

 

成長が早いウサギだと、生後3ヶ月頃に発情期を迎えるケースもあります。

 

生後3ヶ月で妊娠出ちゃうとはかなり早いですよね。

 

繁殖の時期は決まっておらずほぼ1年中繁殖が可能です。

ウサギの繫殖が強い理由②重複妊娠

 

ウサギは「重複妊娠」できる動物です。

 

ウサギの他、猫も重複妊娠できるようですね。

 

重複妊娠とは、お腹の中にすでに赤ちゃんを授かっていても、さらに妊娠できるということです。

 

妊娠中でも妊娠ホルモンが低レベルだと、再度発情期を迎えることがあるといいます。

 

その結果、おなかの中に「最初の子ウサギ」と「新しく受精した子ウサギ」が共存することになります。

 

ウサギの妊娠期間は28~36日です。

 

交尾から1ヶ月ほどで出産を迎えることになりなすね。

 

また、一度に出産できる子ウサギの数も多く、平均は5羽や6羽、多い時には10羽を産む例も見られます。

 

猫や犬よりも一度に多くの子を産むんですね。

 

ウサギの繫殖力が強い理由③生理がない

 

ウサギは「交尾排卵動物」といわれ、生理がありません。

 

なので、ウサギは交尾の度に排卵します。

 

ちなみに、猫にも生理がありません。

 

人間や犬など多くの哺乳類は、女性(メス)には生理があり、排卵の時期以外には妊娠・繁殖できませんが、ウサギは繁殖力の高さを維持しなくてはいけないため、生理がないと考えられます。

 

そのため、妊娠できる確率が非常に高くなり、健康体ならほぼ百発百中で99%妊娠できると言われています。

 

交尾して百発百中で妊娠するのはすごい確率ですね。

 

 

ウサギの寿命は?

 

ウサギの寿命について調査してみました。

 

 

ウサギの平均寿命は、7~8年といわれています。

 

ですが、近年ではフードや飼育環境などが変化してきているため10歳を超えるウサギもたくさんいるようですね。

 

ちなみに、世界ギネスレコードによると、世界で最も長生きしたウサギの年齢は、なんと18歳10ヶ月
このウサギの年齢を人間に置き換えると約122歳とのこと...

 

すごいですね~

 

ウサギの年齢を人間に換算すると?

 

生後4~5ヶ月→12歳
生後1年→18歳
生後5年→44歳
生後7年→64歳
生後8歳以上→70歳台

産まれて4~5ヶ月で、すでに人間でいうところの小学校を卒業するころの年齢になっているんですね。

 

1年ですでに高校を卒業して成人を迎えることになりますね。

 

ウサちゃんかわい~ですね。

 

 

ウサギは近親交配しても大丈夫?

 

今回のニュースでは、ウサギ2匹を飼い始めて2年で200匹以上に増えたとのこと。

 

と、いうことは近親交配しているのでは...?

 

ウサギは近親交配しても大丈夫なのでしょうか...

 

調査してみると

 

近親交配の場合は、奇形などの先天的な病気や、体の弱いうさぎなどが生まれる可能性がありますので、避けていただく必要があると思います。

 

絶対ではないですが、奇形や病気のウサギが生まれてくる可能性もあるようですね。

 

ただ、自然界でのアナウサギの場合、オス(ボス)の縄張りに複数のメスが暮らす群れで構成されています。

 

生まれた子供はオスのみが群れを追い出され、メスは残ります。

 

オスが入れ替わらない限り、父と娘は同じ群れで過ごし、ボスは近づくオスを追い払うので、他のオスとの交尾は出来ません。

 

なので父娘での交尾はあり得ます。

 

このため、ウサギは近親交配に強い動物といえるようですね。

 

例えば、広島の大久野島の通称「うさぎ島」。

 

たった8頭のウサギが繁殖し、ピーク時には300匹以上、現在も約200匹暮らしているようです。

 

 

 

ウサギの繫殖力が強い理由は?寿命はどれくらい?近親交配は大丈夫? まとめ

 

以上、今回はウサギの繫殖力が強い理由は?寿命はどれくらい?近親交配は大丈夫?についてまとめてみました。

 

まとめ
ウサギの繫殖力が強い理由
  • ウサギのメスは生後4ヵ月ごろから繁殖できる
  • ウサギは重複妊娠できる
  • ウサギは交尾排卵動物でメスに生理がない
  • 1年中繫殖可能

 

ウサギの平均寿命は7~8年

ウサギは近親交配に強い動物

ウサギが繫殖力が強い動物であることがわかりましたね。

 

飼育する際にはそのことをしっかりと理解する必要がありますね。

 

かわいいだけで飼ってしまい、あっという間に何匹も増えてしまっては今回のように大惨事になりかねませんね。

 

ウサギだけではなく、ペットを飼う場合はいろいろと注意が必要ですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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