プロテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手が全豪オープンに出場出来なくなったことが話題なのでくわしく調べてみました。
ジョコビッチ選手は言わずと知れたテニスの世界ランキング1位のトッププレイヤーです。
特に、全豪オープンではこれまでに9回優勝していてジョコビッチ選手にとっては大変相性の良い大会だと言われていますね。
今回の全豪オープンにジョコビッチ選手が出場出来なくなったことは本人は勿論のこと、応援していた人には大変残念な出来事ですね。
オーストラリアの裁判所がジョコビッチ選手の入国ビザの取り消しを支持する判断をしたことでジョコビッチ選手はオーストラリアを出国せざる得なくなりました。
ジョコビッチ選手の入国ビザ取り消しの理由は新型コロナウイルスのワクチン未接種だからでした。
では、なぜジョコビッチ選手がそこまでワクチン接種に対して拒否しているのかを探ってみたいと思います
是非最後までご覧ください。
ジョコビッチのプロフィールと4大会成績
まずは、ジョコビッチ選手のプロフィールを簡単に紹介します。
すでに知っている人は飛ばしちゃって下さい。
名前:ノバク・ジョコビッチ
生年月日:1987年5月22日
身長/体重:188/77
国籍:セルビア
出身地:ユーゴスラビア・ベオグラード
居住地:モナコ・モンテカルロ
全豪:9回(08・11・12・13・15・16・19・20・21)
全仏:2回(16・21)
全英:6回(11・14・15・18・19・21)
全米:3回(11・15・18)
I’m pleased and grateful that the Judge overturned my visa cancellation. Despite all that has happened,I want to stay and try to compete @AustralianOpen
I remain focused on that. I flew here to play at one of the most important events we have in front of the amazing fans. 👇 pic.twitter.com/iJVbMfQ037— Novak Djokovic (@DjokerNole) January 10, 2022
ジョコビッチの入国ビザ取り消しの経緯
それでは、ジョコビッチ選手の入国ビザ取り消しの経緯を調べてみたので簡単にあげてみます。
4日 ジョコビッチが全豪オープン出場を明言。参加選手に義務づけられた新型コロナウイルスワクチン接種の免除が認められたとした
5日 深夜にメルボルン入りもオーストラリア入国を拒否される。ワクチン接種免除に必要な証明を示せなかったとしてビザは取り消し
6日 メルボルンの隔離ホテルへ移送。弁護士は地元裁判所に異議申し立て
8日 昨年12月16日に陽性反応を示したことがワクチンを接種できない理由と弁護側が主張。一方で、陽性判明後もイベント出席などの事実が次々と判明
10日 深夜の長時間事情聴取などビザ取り消し手続きに不備があったとして裁判所が入国を認める判断を示し、収容施設から即時解放するよう指示。ジョコビッチは練習再開
12日 年末にスペインへ渡りながら、入国書類に事実と異なる記載をしたことが判明。ジョコビッチは代理人のミスと釈明
14日 オーストラリアのホーク移民相が再度のビザ取り消しを決定。「滞在が公共の利益を害する恐れがある」と説明。弁護士は裁判所に決定取り消しを申し立て
15日 ジョコビッチが隔離ホテルに収容される
ジョコビッチ選手は2020年6月と去年の12月16日の2回新型コロナウイルスに感染していました。
そのため、新型コロナウイルスの抗体があるとして、大会主催者はワクチン接種を免除したんですね。
オーストラリア政府はワクチン接種を義務づけていることから最終的にはジョコビッチ選手の入国は認められませんでした。
ジョコビッチがワクチンを打たない理由は?
では、なぜジョコビッチ選手がそこまでしてワクチン接種を拒否するのか疑問ですよね。
同じテニスのトッププレイヤーのラファエル・ナダル選手が「ワクチンを接種すればいいだけのこと。そうすればここでプレーすることに何の問題もない」とコメントしていました。
確かに、ナダル選手のコメントにも一理ありますね。
しかし、ジョコビッチ選手にはワクチンに対しての抵抗があるのでしょう。
それは個人の自由が脅かされる社会への強い反発と、自分の体に起こるかもしれないことへの恐怖であるようです。
ジョコビッチ選手はこのようにコメントしています。
「ワクチンのことだけじゃない。生きることの全てで、個人には選択の自由がある。それが豊かで幸せな人生に必要不可欠なものだと思うから」
「僕はワクチンの接種自体を否定しているのではない。ただ、誰かが僕の体内に無理やり何かを入れるのは嫌だ。受け入れられない」
これらのジョコビッチ選手のコメントから、個人の自由を脅かされたくない反発心とアスリートとしての自身の体を気遣うことがワクチン打たない理由のように思われます。
ただ、ワクッチンに限ったことではないようですね。
ジョコビッチがワクチンを打たない理由はアレルギーだから?
ジョコビッチ選手はアレルギー体質であることがわかりました。
2008年の全豪オープン初制覇以降、スランプに陥ってました。
試合中に呼吸ができなくなるなどの不調に見舞われ倒れこんでしまうこともありました。
ジョコビッチ選手は「小麦・乳製品」のアレルギーによって、グルテンアレルギーであること判明していました。
その後、ジョコビッチ選手はグルテンフリーの生活を始めていました。
この食生活の改善によって体調はみるみるうちに回復し世界王者として君臨しています。
ジョコビッチ選手はこの様な経験から人一倍自身の体には気を遣っているのですね。
ワクチン接種をすることで、体に異常が起きるかもしれないという恐怖心が一番の理由のようですね。
ジョコビッチがワクチンを打たない理由は何?アレルギーが原因?のまとめ
以上、今回はジョコビッチがワクチンを打たない理由は何?アレルギーが原因?についてまとめてみました。
17日から始まる全豪オープンにジョコビッチ選手が出場出来なくなったことは残念なことですが、オーストラリア政府が新型コロナウイルスから国民を守るためには当然のことだったのではないでしょうか。
ジョコビッチ選手は裁判所の決定に対して「裁判所の決定により、オーストラリアにとどまることができないこと、そして全豪オープンに出場できないことは極めて残念だ」「決定を尊重し、出国に関して関係する当局に協力する」とコメントしていることから、今回の対応に関してはある程度納得しているのではないかと思います。
この様な問題が今後起きないように、一日でも早く新型コロナウイルスが終息することを願うばかりです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。