未だに収束の目処が立たず、感染拡大が続き世界に猛威をふるっている新型コロナウイルスですが、今はデルタ株からオミクロン株へと進化してます。

 

オミクロン株、無症状ほど後遺症が酷いって本当?完治の割合は?

 

このオミクロン株ですが、感染力が強い?

 

感染しても無症状の人も多い?

 

無症状の人ほど後遺症が酷い?

 

完治するまでどれくらい?

 

など、色々と噂が飛び交っているので調査して簡単にまとめてみました。

 

是非、最後までご覧ください。

 

 

オミクロン株の特徴は?

 

オミクロン株、無症状ほど後遺症が酷いって本当?完治の割合は?2

 

まずは、オミクロン株とはどの様なウイルスなのかを改めて調べてみました。

 

オミクロン株は2021年11月24日に南アフリカから報告された新型コロナウイルスの変異株の1種です。

 

国内では、2021年11月30日に最初の患者が確認されました。

 

デルタ株とオミクロン株の特徴は下に簡単にまとめました。

オミクロン株 デルタ株
最初の検出国 南アフリカ インド
検出年月日 2021年11月 2020年10月
世界に広がる速さ 約1ヶ月で128カ国 約8ヶ月で80カ国
スパイクタンパク質の変異数 30カ所程度 8カ所
感染力 デルタ株より高い可能性 アルファ株の1.5倍高い可能性
重症度 入院リスクが低い可能性 入院リスクが高い可能性

 

オミクロン株の感染力の強さは著しく、感染者1人が他者にうつす平均人数「実効再生産数」はデルタ株の3〜6倍だそうです。

 

感染対策をしていても日々感染者が急激に増幅しているのを見れば感染力がこれまでのウイルスよりも強いのがわかりますね。

 

しかも、過去の感染によって免疫を持つ人でもオミクロン株により再感染しやすくなり、オミクロン株による再感染リスクはデルタ株に比べて5倍以上高いといわれています。

 

また、感染者のうち10代以下の子供の割合は26.1%と、デルタ株よりもかなり高くなっています。

 

ただし、オミクロン株に感染した人は重症化はしにくく、入院リスクはデルタ株の約3分の1程度と低いようでした。

 

 

 

オミクロン株の症状は?

 

初期症状として「頭痛・発熱、咳(せき)、のどの痛み・倦怠感・関節痛・鼻水・筋肉痛」などがあるようで、とくに多い症状は「発熱・咳(せき)・倦怠感」のようです。

 

72%

発熱(37.5度以上)

58%

咳(せき)

50%

全身けん怠感

44%

のどの痛み

36%

鼻水・鼻づまり

ほぼ風邪に近い症状のようで、これまでの新型コロナウイルスみられたような味やにおいが分からなくなるようなことは少ないようです。

 

オミクロン株は発症から3日程度で体調が楽になり、5日もすれば普段と変わらないくらいに回復していることが多いとのことでした。

 

 

 

 

オミクロン株、無症状の割合は?

 

日本国内では、オミクロン株による感染拡大が本格化したのは、今年に入ってからで最も感染が拡大している沖縄県でした。

 

1月11日までの1週間で感染者のおよそ75%が30代以下で、12日の時点では感染者の95%以上が無症状か軽症と報告されていました。

 

ほとんどの人が無症状か軽症のようですね。

 

PCR検査の検査場も各地で行列ができるほど人が集まっているようですね。

 

これは無症状の人が不安のため検査したら陽性だったということで感染者数が増えているんですね。

 

 

 

オミクロン株、無症状ほど後遺症が酷い?

 

これまでの新型コロナの後遺症は、基本的には徐々に回復し、3カ月ほどで約2/3は回復するとのことでした。

 

英国の研究によれば退院後の5カ月で10人中2.5人しか完全に回復せず、1年後でもほとんど病状の改善がみられないケースも多いという報告もありました。

 

後遺症の代表的な症状としては、倦怠感をはじめ、息切れ、味覚・嗅覚の障害、思考力や記憶への影響、脱毛、関節痛などがありました。

 

しかし、オミクロン株が最初に確認されたのは昨年11月のため、症状がどれだけ長引く可能性があるかを見極めるには、まだしばらく時間がかかるとのことでした。

 

また、感染から回復して陰性になった後、これまでのウイルス株と同様に、頭にもやがかかったようになるブレインフォグや、激しい倦怠感といった症状につながる可能性があるのかどうかもよくわかっていないとのことでした。

 

現時点では、オミクロン株での後遺症に関してはまだわからないってことですね。

 

 

オミクロン株、無症状ほど後遺症が酷いって本当?完治の割合は?のまとめ

 

以上、今回は『オミクロン株、無症状ほど後遺症が酷いって本当?完治の割合は?』についてまとめてみました。

 

まとめ
オミクロン株は2021年11月24日に南アフリカから報告された新型コロナウイルスの変異株
オミクロン株の感染力はデルタ株の3~6倍
オミクロン株は免疫力があっても再感染する可能性はデルタ株の5倍以上
オミクロン株の症状は風邪に近い症状でほとんどが無症状か軽症
オミクロン株は発症から3日程度で体調が楽になり、5日もすれば普段と変わらないくらいに回復
オミクロン株の後遺症はまだはっきりとは分かっていない

 

一日でも早く新型コロナウイルスが収束して日常を取り戻すことができるように願うばかりです。

 

今後も、手洗い、うがい、マスクの着用を引き続き徹底していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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