みなさん、和牛オリンピックって知ってますか~?
私は知りませんでした...(笑)
正式な名前は『全国和牛能力共進会』(ぜんこくわぎゅうのうりょくきょうしんかい)といいます。
通称『和牛のオリンピック』!
4年に一度、開催されるスポーツのオリンピックは知ってますけど...
和牛にもオリンピックがあるんですね~
まさか...
和牛同士が競技して戦うとか...
なので、今回は
和牛オリンピックって何?
和牛オリンピック2022年の会場は?
和牛オリンピック歴代総合1位は?
などについて紹介していきます。
是非、最後までご覧ください。
和牛オリンピックって何?簡単に解説!
それでは早速、『和牛のオリンピック』とは一体何なのかを簡単に紹介します。
和牛オリンピックとは
『和牛のオリンピック』の記念すべき第1回大会は1966年に開催された岡山大会でした。
5年に一度、和牛(黒毛和種牛)の品質などを競う品評会だったんですね。
決して、和牛同士が競技で戦う大会ではありませんでした...(笑)
この大会の成績によって、和牛のブランドの知名度がアップするんですね。
5年に1度の「和牛のオリンピック」最高賞発表 「種牛」は大分県代表、「肉牛」は宮崎県 https://t.co/SKQo1CAkH8 #和牛オリンピック pic.twitter.com/qxnj6atMtY
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 11, 2017
和牛オリンピック開催費用は開催地負担で費用は数億円かかるとされています。
しかし、和牛オリンピックに合わせて開催地の農業、観光、文化などをアピールするイベントなども開かれるため、開催地には多大な経済効果があるとされていました。
費用は掛かるけど、元は取れるってやつですね~
今日もちびっこたちとじゃんけんしてなかよししたも~☆#全国和牛能力共進会 #全共 #和牛オリンピック #牛政宗 #じゃんけん大会 pic.twitter.com/8Uo1gJKJsW
— 牛政宗くんのつぶやき【公式アカウント】 (@ushimasamunekun) September 11, 2017
開催地に経済効果をもたらしてくれる重要な大会でもあるんですね。
和牛オリンピック2022年の会場はどこ?
主催 | 公益社団法人 全国和牛登録協会 |
---|---|
運営団体 | 第12回全国和牛能力共進会鹿児島県実行委員会 |
開催期日 | 令和4年10月6日(木)~10日(祝・月) |
開催地 |
「種牛の部」会場 「肉牛の部」会場 ![]() |
出品頭数 | 種牛の部・高校及び農業大学校の部 約273頭 肉牛の部 約166頭 |
参加道府県 | 41道府県 |
2022年に開催される第12回大会の開催地は 鹿児島県霧島市牧園町・南九州市知覧町です。
- 種牛の部 : 鹿児島県霧島市牧園町
- 肉牛の部 : 鹿児島県南九州市知覧町
種牛の部と肉牛の部でわけられ、それぞれ別の会場で開催されます。
開催日:2022年10月6日(木)~10日(祝・月)
種牛の部
霧島高原国民休養地及びその周辺(霧島市牧園町高千穂3615-46他)で開催されます。
肉牛の部
南九州市知覧町(株式会社JA食肉かごしま南薩工場)で開催されます。
第12回鹿児島大会のマスコットキャラクターで~す。
第12回全国和牛能力共進会まで、
残り127日です!!!#第12回全共鹿児島大会 #和牛オリンピック https://t.co/mdbqVolhVj— サザン☆クロス 佐倉しおり(しーちゃん)兼任▶️【浅草RainboWブリッジ】【ぴんき〜らびっつ。】 (@sc_shiori2) June 1, 2022
和牛オリンピックの歴代総合1位は?
『和牛のオリンピック』での審査は以下のように行われたます。
- 雄牛、雌牛の体型を審査する「種牛の部(1~7区)」と肉質を審査する「肉牛の部(8~9区)」があり、各道府県から選抜された優秀な牛が出品され、改良の成果を競います。
- 1~9区の各区で、最優秀のものから優等賞首席(1位)、2席(2位)、3席(3位)・・・と序列を決定し、優等賞首席には、褒賞として農林水産大臣賞が授与されます。
- さらに、種牛の部、肉牛の部の優等賞首席の中から、各部の1点に、最高位の名誉賞である内閣総理大臣賞が授与されます。
- また、各区の序列を点数化し、最も高い得点を挙げた道府県に団体賞(出品団体表彰)が授与されます。
内閣総理大臣賞と団体賞を年代別にまとめてみました。
開催回(開催地) | 内閣総理大臣賞 | 団体賞 | |
---|---|---|---|
種牛の部 | 肉牛の部 | ||
1回(岡山) |
岡山 |
岡山 |
- |
2回(鹿児島) |
大分 |
鹿児島 |
- |
3回(宮崎) |
島根 |
島根 |
- |
4回(福島) |
広島 |
鹿児島 |
- |
5回(島根) |
広島 |
島根 |
- |
6回(大分) |
鹿児島 |
兵庫 |
- |
7回(岩手) |
岩手 |
静岡 |
- |
8回(岐阜) |
岐阜 |
大分 |
- |
9回(鳥取) |
宮崎 |
宮崎 |
宮崎 |
10回(長崎) |
宮崎 |
長崎 |
宮崎 |
11回(宮城) |
大分 |
宮崎 |
鹿児島 |
さらに、3部門で受賞した回数の多い県をまとめてみました。
内閣総理大臣賞・種牛の部 | 大分・広島・宮崎 | 2回 |
内閣総理大臣賞・肉牛の部 | 鹿児島・島根・宮崎 | 2回 |
団体賞 | 宮崎 | 2回 |
このようにしてみると、宮城県は3部門とも受賞していて、受賞合計回数6回のダントツの県だったんですね。
宮崎牛素晴らしい~ですね。
繁殖にも肥育にもバランスの良い牛になりますように🙏
サシ度合い 県歴代1位 宮崎県の新規種雄牛「桃白鵬」(宮崎日日新聞) https://t.co/dsziKHjxZ9
— 宮崎牛:繁殖農家 (@koyu_miyazaki) July 30, 2022
和牛オリンピックを簡単に解説!2022年の会場は?歴代総合1位は? まとめ
以上、今回は『和牛オリンピックを簡単に解説!2022年の会場は?歴代総合1位は?』についてまとめてみました。
5年に一度、和牛オリンピックが開催されていたとは知りませんでした。
宮崎牛のレベルの高さもわかりましたね。
ちょっと、お値段は高めですが、個人的には牛肉は和牛が一番ですね~
畜産家の方々のこうした絶え間ない努力もあって、私たちは美味しく質の高い和牛を食べることができるんですね。
本当に感謝です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。