模造拳銃や、殺傷能力のある改造拳銃などを違法に所持したとして、警視庁は2022年9月8日、相模原市の会社員の男(74)を銃刀法違反(拳銃所持、模造拳銃所持など)の疑いで東京地検に書類送検しました。

 

模造拳銃って何?モデルガンの違いを簡単に解説!所持してたら罰則?2

 

このニュースを見て、模造拳銃って何...?

 

と、思った方がいたのではないでしょうか?

 

思ったのは私だけ...?(笑)

 

殺傷能力のある改造拳銃は違法ということは分かりますが、ニュースを見る限り、模造拳銃っていうやつも違法らしいですね...

 

と、言うことで今回は模造拳銃について調べてみました。

 

模造拳銃って何?

 

モデルガンとの違いは?

 

所持した罰則は?

 

などについて出来るだけ簡単に分かりやすく紹介していきます。

 

是非、最後までご覧ください。

 

 

模造拳銃とは?モデルガンとの違いは?

 

模造拳銃とはどんな銃のことなのか簡単に解説します。

 

模造拳銃とは
1. 金属製であること
金属とは、金、銀、銅、鉄、鉛などの金属素材や、その合金類の総称です。
従って、アルミ、亜鉛合金、鋳物などは該当しますが、プラスチックや木製の素材は該当しません。
2. 拳銃に著しく類似する形態を有する物であること

「模造拳銃」の規制は、拳銃との外観の類似性による悪用の防止を趣旨としていることから、一般の人の注意力では、その形態が本物の拳銃と区別できないのものであれば、これに該当することとなります。

 

*従って、この条件に当てはまる物であれば、モデルガンやエアガンはもとより、銃の形をした文鎮、ライターであっても、模造拳銃に該当し、銃刀法の規制の対象となります。

 

ただし、以下のような措置をとっているものは模造拳銃には該当しません。

 

  • 銃腔に相当する部分を金属で完全に閉塞すること
  • 銃把に相当する部分を除き、表面の全体を白色又は黄色(金色)とすること

 

下の画像のように措置をしていれば金属製であっても模造拳銃ではなくモデルガンってことですね。

 

模造拳銃って何?モデルガンの違いを簡単に解説!所持してたら罰則?

 

模造拳銃の規制のきっかけは、1962年の純国産モデルガン誕生以降、メーカーの技術向上により精巧な金属製モデルガンが多数出回るようになり、モデルガンを真正拳銃に見せかけて強盗などの犯罪に悪用する事案が相次いだため、1969年には真正拳銃と識別するための標識をモデルガンに付すことや、身元確認のため購入者に住民票の写し等を呈示させるなどの行政指導が行われるようになりました。

 

実際に弾が発射しないモデルガンであっても、本物の銃に似たものをいきなり出されたらビックリしちゃいますからね~

 

それにしても、モデルガンも相当リアルですよね~

 

 

模造拳銃を所持していたら罰則は?

 

模造拳銃を所持していたらどんな罰則が科せられるのか調べてみました。

 

銃刀法 第35条2の定めにより、模造拳銃の所持の禁止に違反した者には、20万円以下の罰金」が科せられます。

 

仮に、『模造拳銃』を所持してしまってた場合は、すみやかに、最寄りの警察署に届け出た場合は、犯罪にはならないようですね。

 

おじいちゃんの形見とかで、昔譲り受けてたりしていることもありそうですね...

 

ちなみに、銃刀法に違反して、改造したモデルガン、エアガンを所持した場合は、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金」が科せられます。

 

 

模造拳銃って何?モデルガンの違いを簡単に解説!所持してたら罰則? まとめ

 

以上、今回は『模造拳銃って何?モデルガンの違いを簡単に解説!所持してたら罰則?』についてまとめてみました。

 

まとめ

模造拳銃とは

  • 金属製であること
  • 拳銃に著しく類似する形態を有する物であること

 

模造拳銃所持の罰則

  • 20万以下の罰金

 

 

もし、模造拳銃を所持している場合はすみやかに警察署に届け出する必要がありますね。

 

いくらコレクションで所持しているだけで、悪用するつもりはなかったと言ってっも法律は言い訳を聞いてはくれませんからね~

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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