夏になるとマダニに咬まれたと話題にあがることがありますよね。

 

万が一、マダニに咬まれたらどうやって取ればいいのか調査してみることにしました。

 

 

マダニの取り方は塩で大丈夫なの?いろいろな対処方法を調査!

 

『マダニ』で検索すると『取り方』→『塩』と出てきました。

 

なので今回はマダニを取る方法として塩で取れるの?

 

他にどんな方法があるのかを調べてみましたので紹介します。

 

是非、最後までご覧ください。

 

 

マダニの取り方

マダニの取り方は塩で大丈夫なの?いろいろな対処方法を調査!2

 

マダニは家の中に生息する家ダニとは種類が異なり、山林や草むらなど野生動物が出没することろに生息していて、公園や畑、家の裏庭とかにも生息しています。

 

マダニに咬まれると長い時間(1週間以上になることも)吸血され、特に痛みも感じず、飽血(満腹状態)になると自ら離れますが、何日も嚙みつかれたまま放置していると感染症の恐れもあるので早く取りたいですよね。

 

病院に行って取ってもらうのが1番よいのですが、自分で取れるなら取っちゃいたいですよね。

 

ただ、無理やりマダニを引っ張って取ろうとすると口器と動体がちぎれて口器だけが残ってしまい、そこが化膿する恐れがあり、結局病院に行くことになるので無理やり引っこ抜くのはやめた方がいいですね。

マダニを塩で取る

100%ではありませんが、かなりの確率で塩で取れるようです。

 

やり方は簡単で、皮膚に咬みついたマダニに見えなくなるぐらい塩を盛って、その上に少し水を垂らして湿らし10分以上放置します。

 

時間がたったら塩を除き、マダニをピンセットなどでつまむと皮膚から離れます。

 

塩なら簡単に用意が出来るので試してみる価値はありますね。

 

マダニをワセリンで取る

このワセリン方法も簡単で、皮膚に咬みついたマダニにワセリンを厚く塗り覆います。

 

30分程度放置するとマダニが窒息死して簡単に取れます。


この方法は油脂性成分を利用した方法なので、ワセリンに限らず軟膏やバターなど油脂性成分であれば同様にマダニを取ることが出来ます。

 

マダニを器具で取る

 

マダニを取る専用の器具が販売されていました。

 

皮膚と咬みついたマダニの間にはめ込んで、クルリと回しながら抜いていきます。

 

マダニ取り器具を使えば1番短時間で簡単に取ることが出来ますね。

 


 

マダニはできるだけ早く取る

マダニの取り方は塩で大丈夫なの?いろいろな対処方法を調査!3

 

マダニに咬みつかれて時間が経つと、マダニの唾液腺から分泌されるセメントの様な物質により、マダニの口器が皮膚へ強固に固着してしまい、こうなってしまうと、マダニを取り除くことが困難になってしまいます。

 

咬みつかれて24時間以内であれば先ほどの方法で取れますが、それ以上経過してしまった場合は感染症の恐れもあるので、病院で受信する必要があります。

 

時間との勝負ですね。

 

マダニの感染症

 

2022年6月3日に熊本県の男性(87歳)がマダニによる感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で亡くなっています。

 

マダニに咬みつかれて2週間以内に発熱、頭痛、発疹等の症状が現れた場合には、マダニ媒介感染症の可能性が考えられるので、できるだけ早く医療機関を受診する必要があります。

 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

  • 潜伏期間 6〜14日。
  • 症状は発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)。時に、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴う。
  • 致死率10〜30%程度。
  • 国内では、毎年60〜90名が発症。
  • 壮年・高齢者で症状が重くなる傾向がある。

 

日本紅斑熱

  • 潜伏期間 2〜8日。
  • 症状は発熱、発疹。発疹は四肢末端部に比較的強く出現する。
  • 国内では、毎年200〜300名が発症。

 

マダニによる感染症は他にもいくつかありますが、代表的な感染症をあげてみました。

 

マダニに咬まれたからといって、必ずしも感染するとは限りませんが、リスクがあるということは知っておく必要がありますね。

 

マダニの取り方は塩で大丈夫なの?いろいろな対処方法を調査! まとめ

 

以上、今回はマダニの取り方は塩で大丈夫なの?いろいろな対処方法を調査!についてまとめてみました。

 

普段の生活ではマダニに咬まれることは滅多にはありませんが、畑仕事やキャンプ、ペットの散歩などで咬まれる可能性が無いともいえないので、マダニに咬まれた場合には自分でも除去することも出来ますので早めに対処したいですね。

 

ただ、すぐに病院に行ける場合は無理せず診察してもらった方が安全ですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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