輸入が禁止されているサルをタイから密輸しようとしたとして、感染症予防法違反と関税法違反未遂の疑いで、埼玉県川口市の元ペットショップ経営の町野義彦容疑者が逮捕されました。
密輸しようとしたサルは感染症の危険もあるあるようですね。
一体、どんな種類のサルを密輸しようとしたんでしょうかね?
その目的は何だったのか気になりますね。
と、言うことで今回は
町野義彦が密輸しようとしたサルの種類は?
町野義彦はサルを密輸しようとした目的は?
などについて調べてみます。
是非、最後までご覧ください。
町野義彦の犯行の概要
町野義彦容疑者は6月2日、タイのスワンナプーム国際空港発の航空機に子どものサル21匹を段ボールやスーツケース内に隠して搭乗し、翌3日に羽田空港に輸入しようとしていました。
サルを密輸しようとした疑い ペットショップ元経営者逮捕|NHK 首都圏のニュース https://t.co/bOvgQZp8ev
— ハチブロ (@careyasha88) October 6, 2022
致死率の高いエボラ出血熱などのウイルスに感染しているおそれもあることから原則として輸入が禁止されている猿を密輸しようとした疑いで埼玉県のペットショップの元経営者が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、埼玉県川口市のペットショップの元経営者町野義彦容疑者(48)です。
警視庁によりますと元経営者はことし6月、タイからショウガラゴやアカテタマリンなど4種類の猿あわせて20匹を密輸しようとしたとして感染症法違反などの疑いが持たれています。
感染症を人に広げる恐れがあるため、サルを個人で飼育、販売の目的で輸入することは禁止されています。
「海外の野生の猿はエボラ出血熱やマールブルグ病という致死率が50%から90%に上る非常に危険なウイルスに感染しているおそれもあり、国内に密輸入された場合、人に感染して大変な状況を引き起こすおそれがある」
エボラ出血熱などに感染すると致死率が50%~90%と言われています。
そんなサルが密輸されなくて本当に良かったですよね。
町野義彦が密輸しようとしたサルの種類は?
町野義彦容疑者がタイから密輸しようとしたサルの種類を調べてみました。
コモンリスザル、ピグミーマーモセット、アカテタマリンと、アフリカに生息するショウガラゴの4種類です。
いずれも稀少種です。
- コモンリスザル:3匹
- ピグミーマーモセット:3匹
- アカテタマリン:3匹
- ショウガラゴ:12匹
コモンリスザル
分布域:南アメリカ・アマゾン盆地周辺
生息環境:川沿いの森林地帯など
体 長:25~30cm 程度
体 重:700~1,100g 程度
ピグミーマーモセット
分布域:アマゾン盆地周辺
生息環境:森林地帯など
体 長:12~15cm 程度
体 重:100~150g 程度
アカテタマリン
分布域:ブラジル北部やギアナなど
生息環境:湿潤な熱帯多雨林など
体 長:20~30cm 程度
体 重:400~550g 程度
ショウガラゴ
分布域:アフリカ大陸中部以南
生息環境:森林地帯
体 長:15~20cm 前後
体 重:200~300g 程度
町野義彦は転売目的でサルを密輸?
町野義彦容疑者は何の目的で感染症の恐れがあるサルをタイから密輸しようとしたのでしょうかね?
町野義彦容疑者は「密輸したことに間違いない」と容疑を認める一方、「自分で飼育するためだった」と話しているとのことです。
しかし、国内のペットショップでは1匹30万円~100万円程度で販売されていました。
- コモンリスザル:40万~60万
- ピグミーマーモセット:50万~100万
- アカテタマリン:45万~60万
- ショウガラゴ:30万~40万
タイでは1匹4万~5万円で仕入れることができるので、密輸して日本で転売したらかなりの利益になりますね...
2005年にサルが感染症法に基づき輸入が禁止されるようになり、その後は、禁輸以前に輸入されたサルを繁殖させるしか増やす手段がなくなり、希少価値が高まっているため高額で取引されているようですね。
本日もありがとうございました😊
明日は定休日となります。#ショウガラゴ pic.twitter.com/z5WDGX7NdR— エキゾチックアニマル販売 OWL☆WAN (アウルワン) (@clubowl296) September 27, 2022
町野義彦容疑者は、おそらく転売目的でサルを密輸しようとしたんではないでしょうかね。
町野義彦のプロフィール
- 名前:町野義彦(まちの よしひこ)
- 年齢:48歳
- 住所:埼玉県川口市安行原
- 職業:アルバイト(元ペットショップ経営)
- 逮捕容疑:感染症予防方法違反(輸入禁止)と関税法違反
逮捕された時の下向きの画像しかありませんでした。
町野義彦容疑者がサル21匹を密輸して逮捕!転売目的でタイで購入か? まとめ
以上、今回は『町野義彦容疑者がサル21匹を密輸して逮捕!転売目的でタイで購入か?』についてまとめてみました。
町野義彦容疑者が密輸しようとしたサルはいずれも稀少種でマニアには人気があり高額で販売されていました。
海外から輸入したサルには感染症の恐れがあるので密輸は絶対に止めてもらいたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。