いきなりですけど、節分に「恵方巻き」を食べていますか~?

 

恵方巻きはその年の恵方を向いて食べると縁起がいいと言われていますね。

 

節分って豆まきのイメージですが...

 

恵方巻きはいつから始まった?方角は誰が決めるの?食べ方や意味は?

 

そこでこんな疑問が

 

恵方巻きはいつから始まった?

 

恵方の方角は誰が決める?

 

恵方巻きの食べ方や意味は何?

 

今回はそれらの疑問について調べてみました。

 

是非、最後までご覧ください。

 

 

恵方巻きってどんな食べ物?

 

まずは、『恵方巻き』がどんな食べ物なのか紹介します。

 

『恵方巻き』は節分に食べる、さまざまな種類の具材が入った太巻きずしです。

 

 

恵方巻きには、7種類の具材を入れるのが一般的で、縁起が良いとされる「七福神」に由来しています。

 

その七福神とは

七福神
  • 恵比寿天(えびすてん)
  • 毘沙門天(びしゃもんてん)
  • 大黒天(だいこくてん)
  • 寿老人(じゅろうじん)
  • 福禄寿(ふくろくじゅ)
  • 弁財天(べんざいてん)
  • 布袋尊(ほていそん)

 

7種類の具材を巻くことには七福神の「福を巻き込む」、食べることには「幸運を取り込む」といった意味が込められています。

 

具材の種類に明確な決まりはなく、基本的には以下の7種類が使われています。

 

主な具材
  • 穴子やうなぎ
  • えび
  • かんぴょう
  • しいたけ
  • きゅうり
  • だし巻き卵
  • 桜でんぶ

 

 

恵方巻きはいつから始まった?

 

節分に恵方巻きを食べるのっていつから始まったんでしょうかね?

 

私の中では、昔から節分の日は豆まきって決まっていたので...

 

わりと最近のことかと思っていましたが、意外と古くからある食べ物だったことが分かりました。

 

恵方巻きの由来は、諸説ありますが、古くは、戦国時代(1467年~1576年)とも言われていました。

 

今のように、節分の日に巻き寿司を食べる風習は、江戸時代から明治時代にかけて、大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったりしたのに始まったといわれていました。

 

その当時は、名前も恵方巻きという名前ではなく、「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と呼ばれていたようです。

 

恵方巻きは関西地方が起源のようですね。

 

最近では全国に知られていますが、昔は関東地方ではあまり馴染みがありませんでした。

 

恵方巻きが全国に広まったのはいつ?

 

1989年に、コンビニの『セブンイレブン』が広島県で恵方巻きを売りだしたのが始まりのようですね。

 

セブンイレブンは、「丸かぶり寿司」とか「太巻き寿司」と呼ばれていたものを「恵方巻き」と名前をつけ、販売を始めたというのが恵方巻きという名前の始まりと言われていました。

 

さすが、セブンイレブン!

 

見事に戦略がハマりましたね~

 

 

 

恵方巻きの恵方は誰が決める?

 

節分に食べる恵方巻きは毎年違う方向を向いて食べていますよね。

 

それって、誰がどのように決めているんでしょうかね~?

 

恵方とは?

 

調べてみると、毎年異なる方向を向くことを『恵方』ということが分かりました。

 

その恵方とは、その年の福徳をつかさどる「歳徳神(としとくじん)」と言う神様がいる方角のことで、この恵方は、すべてにおいて大吉とされる縁起のいい方角のことです。

 

 

恵方は誰が決める?

 

この恵方の方角は、 神社やお寺などの関係者が決めているのでしょうか?

 

調べてみると、恵方の方角を決めている人はいませんでした。

 

神様(歳徳神)のいる場所である恵方というのは基本的に東西南北の四方しかありません。

 

その四方に十干(じっかん)を組み合わせて、その年の恵方が決まっています。

 

十干とは

十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸(こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き)の事で、中国から伝わってきました。
10日間を一括りとして、1日ごとに名前をつけたものです。

 

四方と、十干(じっかん)を組み合わせることによりその年の神様(歳徳神)のいる、恵方が決まります。

 

恵方は、この十干と四方を組み合わせた4つの方角になります。

 

 

 

西暦の末尾 方角
「0」「5」 西南西
「1」「3」「6」「8」 南南東
「2」「7」 北北西
「4」「9」 東北東

 

この4つの方角が、10年1周期で順番に回っているだけです。

 

西暦の末尾が分かれば恵方が簡単にわかりますね。

 

ということで

 

2023年の恵方は南南東です。

 

 

恵方巻きの食べ方と意味は?

 

それでは、縁起物とされる恵方巻きの食べ方とその意味について調べてみました。

 

恵方を向いて食べる

 

恵方巻きはその年の歳徳神がつかさどる恵方を向いて食べることで縁起が良くなると言われています。

 

切らずに食べる

 

恵方巻きを切ることは「福、縁を切る」といった意味から、1人1本の恵方巻きを準備するのが良いとされています。

 

願い事を思い浮かべながら食べる

 

家内安全や健康など、具体的な願い事を思い浮かべながら食べる良いとされています。

 

無言で一気に食べる

 

恵方巻きを口から離してしまうと「福が逃げてしまう」と言われているため、一度食べ始めたら無言で最後まで食べるようにしましょう。

 


 

恵方巻きはいつから始まった?方角は誰が決めるの?食べ方や意味は? まとめ

 

以上、今回は『恵方巻きはいつから始まった?方角は誰が決めるの?食べ方や意味は?』についてまとめてみました。

 

まとめ
  • 恵方巻きの起源は諸説あるが、古くは、戦国時代から
  • 節分の日に食べるようになったのは大阪の花街が初めてといわれている
  • 恵方巻きと名付けたのはセブンイレブンといわれている
  • 方角は歳徳神がいる恵方
  • 恵方は、この十干と四方を組み合わせた4つの方角

 

恵方巻きの食べ方

  1. 恵方を向く
  2. 切らない
  3. 願い事を思い浮かべる
  4. 一気に食べる

 

 

今では、節分の日に恵方巻きを食べることは全国的に広がっていますね。

 

さすがは、セブンイレブンって感じですね~

 

運気が上がるように実践してみてはどうでしょう~

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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